2026年7月
閲古・悦今 —— 暁川小品展
本展は、暁川が東京に移住してからの一年間における制作を凝縮した、初めての小さな総括である。
古書の断片、書、油彩、パステルなど多様な素材を用いながら、古典的イメージと現代的経験のあいだを往還し、詩的でありながら裂け目を抱えた絵画世界を立ち上げている。
キュレーター・王春辰はこう記す。
閲古とは一つの審視であり、悦今とは観者の器量を問うことである。
— 王春辰
出展作《古人・毛驴之歌》では、古籍に描かれた驢馬の図像を引き裂き、木板の上に再構成し、流れる色彩と鮮やかな色面によって意識の流れのようなリズムを生み出している。
それは解体なのか、風刺なのか。 あるいは、私たちの現在を映す荒唐無稽な寓話なのか。
驢馬の独白は、私たち自身の独白でもあるのかもしれない。
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