古を読み 今を悦ぶ

古人・驢馬の歌 其の一, 2025

暁川 · 小品展

東京・新宿

2026年7月4日 – 7月27日

序文

重要なのは、芸術家が世界とどれほど深く結びついているか――世界をどれだけ感じ取り、理解できるかである。暁川は美のための美を描かず、装飾のために描くこともない。彼にとって「古を読む」とは、自らがこの世界の中でどれほどの重さを担えるかを測り、自分の在りかを見つめることである。そして「今を悦ぶ」は、芸術家だけでなく観る者にも属する――それは、この時代の風に立ち向かい、型や執着を手放し、時の流れのなかで静かに未来を待つ勇気である。「悦ぶ」とは、屈服ではなく、抵抗の姿勢にほかならない。

ある友人の言葉を借りれば――

私は秋風に向かって力いっぱい叫び、乾草を噛み、雪を噛み、西北風を飲み込み、さらに東南風を飲み干す。

— 王春辰

王春辰は美術史家・キュレーター・批評家。中央美術学院教授および博士課程指導教官、中央美術学院美術館副館長を務める。近代美術史と現代美術批評を研究領域とする。

出品作品

古人・驢馬の歌 其の一, 2025

古人・驢馬の歌 其の一

2025 · 油彩

45 × 38.5 cm

紙、木製パネル

唯一の松ぼっくり、私の唯一の光, 2025

唯一の松ぼっくり、私の唯一の光

2025 · 油彩

45 × 38.5 cm

紙、木製パネル

「∞」のなかの二人の男, 2025

「∞」のなかの二人の男

2025 · 油彩

45 × 38.5 cm

紙、木製パネル

戦場の黄花, 2025

戦場の黄花

2025 · 油彩

45 × 38.5 cm

紙、木製パネル

二祖を笑う二羽の鶴, 2025

二祖を笑う二羽の鶴

2025 · パステル、油彩、色鉛筆

75.5 × 63.5 cm

紙、木製パネル

無題(孔雀), 2026

無題(孔雀)

2026 · パステル、油彩

86.5 × 73.5 cm

紙、木製パネル

サクソフォンの刑, 2025

サクソフォンの刑

2025 · 古書コラージュ、油彩

64 × 75 cm

紙、木製パネル

高い網を越える少女, 2025

高い網を越える少女

2025 · 古書コラージュ、油彩

46 × 53 cm

紙、木製パネル

娯楽のなかの芸術家たち, 2025

娯楽のなかの芸術家たち

2025 · 古書コラージュ、油彩

46 × 53 cm

紙、木製パネル

玄武のある静物, 2026

玄武のある静物

2026 · パステル、油彩、鉛筆

86.5 × 73.5 cm

日本版画紙

玄武アートスペース 館内